子どもたちの描く1本の線には、多くの言葉より多くのことが語られていることがあります。絵を描くことは、線、形、色を通して心の動きを表現し、豊かな想像力を養っていきます。
絵を描きながら「ものをみること」を学んでいきます。ものの見方を学ぶことによって、こどもの絵はその成長とともに時に大きく変化、進歩していきます。見ること考えることを通して何かを発見していったり、自分自身の言葉で表現していきながら、「絵画ってなに」といった素朴で根本的な疑問と向き合っていきます。ここは1+1=2ではなく、それぞれが自分なりの答えを出していく場所です。
楽しく、個々のペースで、でも、大事なところをしっかり押さえ、確認しながらすすんでいきます。絵を描くことを通して、自分自身との会話を楽しみながら学び、美術に親しんでいただけたらと願っています。
gajiku代表 安原弘高